• 津曲茂久(獣医学博士)

飼い主と遊んだ犬猫は愛情ホルモンが増加する

最終更新: 2月14日


 オキシトシンは“愛情ホルモン”や“抱擁ホルモン”とも呼ばれる物質としてよく知られています。英国放送協会(BBC)は、犬と猫の10匹ずつの唾液を採取し、飼い主と遊ぶ前と後でのオキシトシン濃度を測定し比較しました。


 その結果、飼い主と遊んだ後のオキシトシン濃度は遊ぶ前と比較して犬では52.7%、猫では12%も上昇したそうです。ヒトの親子の間におけるスキンシップの重要性が指摘されていますが、ヒトと動物との間にも愛情ホルモンの効果が証明された点で興味深いです。


 麻布大学の菊水健史教授らは飼い主と犬とが長く注視できる場合と、注視できない場合とに区分して飼い主と犬の尿中オキシトシンを測定比較しました。その結果、注視できる犬と飼い主の尿中オキシトシン濃度は注意できない犬と飼い主よりオキシトシン濃度が数倍高いことを報告しております。


 この尿中オキシトシン濃度の増加は犬による注視時間が長いほど高いことも報告されています。一般にサルは眼を見つめられることを嫌いますが、飼い主と信頼関係がある犬の場合には飼い主に見つめられても眼をそらさず、犬と飼い主ともに尿中オキシトシン濃度が上昇するという素晴らしい成果は世界的に評価されています。


 眼を見て話すことは人社会でも大事とされていますが、信頼関係が根底に必要なようです。


#愛情ホルモン #オキシトシン #犬の飼い方 


TkanLab企業ロゴ.png
LINKS
ABOUT

お問い合わせ

​TkanLab

利用規約

プライバシーポリシー

特定商取引に基づく表記

​免責事項

  • Facebook
  • Twitter

© 2020  TkanLab,INC. All Rights Reserved.​