• 津曲茂久(獣医学博士)

犬や猫にヒト風邪薬や解熱鎮痛剤はダメ

 人用の消炎鎮痛剤や風邪薬を犬や猫に投与して中毒を起こす例は国内では統計がないようですが、アメリカでは中毒事故の第1位とされています。


 例えば、消炎鎮痛薬として有名なアスピリン(アセチルサリチルサン)があります。犬猫では代謝酵素が乏しいために半減期(濃度が半分になる時間であり、消失する時間ではない)は猫で36時間、犬で6-7時間とされており、人より極めて長い時間血中濃度が維持されるために中毒を起こす原因となっています。


 また、風邪薬に含まれる解熱鎮痛薬のアセトアミノヘンも犬猫では代謝酵素が乏しいために中毒症状を示すことがあります。いずれにしても人用の薬は人体に対しては十分に研究され安全性が確認されていますが、動物においては安全性の確認されていない薬剤もありますので、人用の薬を安易に与えることは避けるべきです。


 しかしながら、アメリカにおいて人薬による中毒事故が多い理由は、薬を飲んだ後に放置していたために犬や猫が誤飲してしまう場合が多いようです。


#ペット飼い方 



TkanLab企業ロゴ.png
LINKS
ABOUT

お問い合わせ

​TkanLab

利用規約

プライバシーポリシー

特定商取引に基づく表記

​免責事項

  • Facebook
  • Twitter

© 2020  TkanLab,INC. All Rights Reserved.​